捨ててしまいがちなとうもろこしのひげ。でも、一本のとうもろこしにかなりワサワサと付いていて、捨ててしまうのはもったいないですよね。
とうもろこしのひげは、実はとうもろこしのめしべ。粒と同じ数だけあります。
さらに、とうもろこしのひげには栄養があって、柔らかくてとても美味しいんです。
今回は、とうもろこしのひげの栄養と魅力、美味しい食べ方をご紹介します。
目次
1. とうもろこしのひげの栄養
とうもろこしのひげ部分に含まれる栄養成分はカリウム、アラントイン、フラボノイド、フラボン、フィトステロールなどです。
各栄養成分の機能について紹介します。
カリウムには、体を構成する細胞の浸透圧の保持や水分維持の機能があります。
また、アラントインには、創傷治癒作用のほか、皮膚を滑らかにし、柔軟性を与える効果があります。
フラボノイドはポリフェノールの一種。美容効果やがんの抑制効果があります。
フラボンは、抗酸化作用、染色体異常抑制作用などといった機能を持ちます。
フィトステロールは、コレステロールを低下させる作用があります。
参考:【管理栄養士・料理家監修】とうもろこしのひげの正体と、捨てずに使う活用アイデア
栄養たっぷりのとうもろこしのひげ。美味しくもりもり食べられるレシピをご紹介します。
2. とうもろこしのひげを使ったレシピ
とうもろこしのひげときゅうりの塩麹和え
- きゅうりを斜め切りに。とうもろこしの髭は、食べやすい長さに切る。
- ボウルにきゅうり、とうもろこしの髭、塩麹、菜種油を入れてよく混ぜ、和える。
シンプルで美味しいです。
とうもろこしのひげのかきあげ
- とうもろこしのひげを適当な長さに切る。
- 小麦粉を水で溶き、天ぷら液を作る。
- ひげに天ぷら液を絡めてカラッと揚げる。
とうもろこしの実や玉ねぎなどの野菜と一緒に揚げても美味しいです。
その他いろいろ
とうもろこしのひげは、柔らかく、味のくせもあまり無いので、どんな料理にも使いやすいです。炒め物に入れたり、スープに入れたりと色々試してみてください〜!
漬け物と和えるだけでも、いつもと違う食感が楽しく、美味しいですよ◎
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私自身、つい最近までとうもろこしのひげの魅力を知らず、捨ててしまっていました。でも、捨ててしまうのは、本当にもったいない!!
是非美味しく丸ごと食べてくださいね。