フィリピン留学の生活費が安い話(家賃、交通費、食費など)

こんにちは。はるなです。

 

ついこの前10ヶ月の留学を終え、帰ってきました。ただいまー。

私はフィリピンが大好きですが、帰ってくるとやはり日本も素晴らしい国ですね。どっちも大好きです。

 

今日は、フィリピンでの生活費について話します。あくまでも私の例です。個人差はあると思います。

 

先日、大学に帰国報告に行き、留学についてのアンケートに答えたのですが、その時事務の方が何度も「安いねえ」と仰っていて、アメリカの場合の生活費も教えてくださって、そこで私の留学はやはり物凄い安かったんだ、と改めて実感しました。

 

安く、英語で生活、勉強できる国に留学したい方に非常にオススメです。但し、それなりの大変さもあります。

 

寮費

まず、寮費について。これはどこを選ぶかによると思いますが、フィリピン大学ディリマン校(以下UP)の場合。

留学生は寮を希望すると全員同じ寮になります。この寮はUP内で1番新しく、値段も高い寮。寮費は月3000ペソ(6000円)。激安ですね。新しいだけあって綺麗です。しかし、エアコンはありません。キッチンもありません。シャワーは水です。

3人部屋で、それぞれにベッドとマットレス、デスクが用意されています。お互いの生活が常に見える構造。

大学敷地内にあるため、授業に行くのは基本的に楽です。キャンパスが物凄く広いため、講義棟が遠いこともありますが、そんな時は学内ジープニーのIKOTを使いましょう。7ペソ(14円くらい)です。(Student discount利用時)

また、すぐ横にランドリー、カフェがあり、徒歩2分くらいでArea2というフードストリートにも行けます。10分くらい歩けばUP Town Centerという大きなショッピングモールもあります。

UP内の寮

UP内の寮Acacia Residence Hall

上の写真の寮に入居することになっていたのですが、私がフィリピンに到着した時、その寮はちょうどメンテナンス中で入れず、5日間だけ同じ大学内の別の寮に住みました。なんと、その5日間だけいた寮の寮費は月500ペソ(1000円)。目玉飛び出るほど安いですね。かなり古め寮でした。また、部屋も広くなく、ネット環境も無かったので、ネットを使いたいときは、毎度外に出ていました。シャワーとトイレは部屋には無く、フロアで共用でした。

そのときは4人部屋に3人で住んでいましたが、窮屈だなと感じました。4人入るとかなり狭いと思います。

UP内にある寮

一時的に住んでいた寮Kamia Residence Hall
食費

次に食費について。大学内のフードストリート、Area2のごはん屋さんは基本100円から200円で食べられます。普通に美味しいです。が、留学で到着したばかりの日本人留学生がArea2でご飯を食べると、おなかをやられることもよくあるみたいです。。私もフィリピンでは何度かやられましたが、その原因がArea2のごはんだったのかはわかりません。

UP内にあるスパム料理屋さん

スパム料理屋さん

UP内にあるごはん屋

ちょっと高めのお店、200円前後します。

UP内にあるサリサリストアで買えるダイナマイト(ししとうを揚げたもの)

キャンパス内そこら中にあるSari sari storeで買えるダイナマイト(ししとうを揚げたもの)20円くらい

 

UP内で買える揚げ餅

ジープニー乗り場などで買えるカリユカ(揚げもち)30円くらい



ショッピングモールなどにあるちゃんとしたレストランで食べると400円から1000円くらいです。

UPの近くにあるショッピングモールUP Town Centerにある丸亀製麵

UPの近くのショッピングモールUP Town Centerには丸亀製麺があります

 また、グラブフードというサービスを利用する人も多いです。ウーバーイーツのようなもので、アプリで注文し、バイクで届けてくれます。配送料が安いので学生でも利用しやすいです。

ビールもとても安くて飲み屋やレストランで飲んでも1本140円程度です。スーパーだともっと安いです。

日本で流行っているあのタピオカミルクティーも、フィリピンでは200円しません。Area2にもタピオカ屋さんがあり、ほぼ毎日飲んでいました。

 

交通費

移動手段は、ジープニー(バスの古い版のような感じ)、トライシクル、バス、電車、タクシー、グラブなどがあります。

ジープニーはバスのようなもの。最低運賃が20円。最低運賃で6キロくらい行けます。大学内にもいくつかのジープニーが走っています。ただ、大学敷地外でジープにーに乗るのは知識と慣れが必要です。乗り降り、運賃の支払いなどが簡単ではありません。例えば、ジープニーは決まった停留所が無いため、乗るときは、手を挙げるなどして乗りたいことをアピールする必要があります。また、降りるときは、周りの景色を見て、降りたい場所に着く少し前に運転手さんに聞こえる声量で「止まってください。(Para po.)」と叫ぶ必要があります。

UP内を走るジープニー

ジープニー 学内巡回だけでなく、ショッピングモールや駅などに行くものもある

トライシクルはバイクタクシー。値段は場所によります。外国人だとぼられることも多いですが、だいたい40円から100円くらいですね。トライシクルは基本行ける範囲が決まっていて、あまり遠くまでは行けません。短い距離の移動に使います。

 

グラブは、ウーバーと同じで、アプリで現在地と目的地を入力して、予約するタクシーです。値段は先に出るので、ぼられる心配はありません。グラブはフィリピンで最も安全な乗り物だと思います。おそらく。しかし、マニラ首都圏でしかグラブは走っていないのでセブなどでは使えません。

また、学生は全てのほぼ交通機関において交通費が、20パーセントoffになります。ジープニーもトライシクルも、バスも。グラブにも適用されます。これ、大学生でも小学生と同じ料金になるので、かなり嬉しいです。

SIMカード、電話料金、インターネット料金

フィリピンではSIMカードは空港やコンビニで60ペソ(120円くらい)で購入することができます。GROBEとSMARTという二つの会社が代表的です。マニラ周辺ではGROBEの方が強いと聞きました。また、フィリピン航空でフィリピンに行くと、機内でCAさんにお願いすればSIMカード引換券を無料でくれます。空港のSIMカードカウンターで引換券を渡すと無料でSIMカードをゲットすることができます。

フィリピンで電話やインターネットを使うには、さらにプリペイド式のロードカードを買い、プロモーションコードを入力する必要があり、少々めんどくさいです。詳しいやり方は他の方のブログを見てください。ここでは値段だけ紹介します。プランによりますが電話、インターネット合わせてだいたい1か月560円から2000円程度です。

ちなみに、ロードカードを買わないという方法もあります。例えば周りにコンビニが無いところでインターネットを使い切ってしまったとき。近くにサリサリストアがあれば、サリサリストアのおばちゃんの携帯電話からロードを送ってもらうことができます。いくら分のロードが欲しいか、と電話番号を伝えると送ってくれます。他にも、友達から送ってもらうという方法やグラブアプリから購入するという方法もあります。

フィリピンにおけるこのような電話、データ通信の支払いの仕組みは留学生や外国観光客向けのものではなく、フィリピン現地の人々もこのようにして電話料金、インターネット料金を払っています。

旅行

旅費は生活費では無いですか、参考までに。フィリピン国内では、旅行も安く行けます。フィリピンのルソン島の観光地は日本人にとってあまり有名ではありませんが、地元の人に聞くと、色々な観光地があります。私も沢山旅行しました。島内旅行で使うのは高速バスです。

例えば、ルソン島北部のViganという町。スペインの植民地時代の街並みが残った観光地として有名です。マニラからは直通の深夜バスが出ています。10時間ほどかかりますが、ビジネスクラスのような広々とした快適なバスで行っても料金は2000円ほどです。

マニラから高速バスで行くことができる観光地Vigan

マニラから高速バスで行くことができる観光地Vigan



別の島に行きたい場合でも、Air AsiaやCebu PasificなどのLCCを使うと非常に安く行くことが出します。

また、ホテルについはピンキリですが基本安いです。ペニンシュラやシャングリラのような高級ホテルもありますが、Agodaというホテル予約アプリで探せば1000円くらいでかなり綺麗快適お湯シャワー付きのホテルに泊まることも可能です。Air bnbも安くて綺麗な部屋が多くあります。

 

というわけで、私はフィリピン留学をお勧めします。