ウエスって知っていますか?
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食後のお皿や食器、調理器具をそのまま洗うと、油や食べ残しも水と共に流れて行ってしまいます。洗剤もたくさん使わないと汚れをきれいに落とせません。
そこで、登場するのがウエスさん。
ぼろ布を小さく切ったもの=ウエスを使って食器に残った油汚れを拭き取ります。そのあとに洗えば、排水の汚れを減らすことができ、洗剤や水の使用量を抑えることができます。
ウエスの素は、もう着られなくなった服やタオルです。
私が暮らしているブラウンズフィールドでは、洗い場の横にウエスを常備しています。
上の写真のようにカフェの各テーブルにもウエスを設置し、お客さまにもご協力いただいています。
ブラウンズフィールドでの生活用水は、自然から頂戴しているもの(井戸水)です。また、排水は、浄化槽を通して自然に帰しています。
お皿をウエスでお掃除していても、浄化槽は、毎日掃除しないといけないほど汚れてしまうのが事実。
初めて浄化槽を見たときは、「ウエスで拭きとっていても、こんなに汚れてしまうんだ…」と衝撃を受けました。
一般的な暮らしをしていると、生活排水の汚れを実感できる機会ってないですよね。
私自身、マンション暮らしのころは、実感できる機会は無く、「水を汚さないように」意識しているつもりではあったけれども、今思うと全然できていなかったなーと思います。
社会問題や環境問題って、自分と問題との繋がりが理解できると、より自分のこととして取り組めるなと思います。
ブラウンズフィールドのスタッフたちは、ウエスを使っているだけでなく、できるだけお皿が綺麗になるように、お米やパンで拭き取りながら最後までいただくことも習慣になっています。
ちなみに、ブラウンズフィールドでは、鼻をかむのもウエスです☻
普段ティッシュペーパーやキッチンペーパーを使う場面は、だいたいウエスに置き換えることができます。
無理のない範囲で、減らせる無駄は、できるだけ減らす生活をこれからも目指していきたいですね~~。
おわり
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