こんにちは、はるなです。
先日、ずっと気になっていたブランド、ヘラルボニーの期間限定店舗@渋谷スクランブルスクエアに行ってきました。
ヘラルボニーに惹かれたきっかけは、Twitterでした。おそらく誰かのリツイートでたまたま流れてきたんですね。私は、その投稿にあったヘラルボニーのネクタイの写真に心奪われました。わあ…こんな素敵なネクタイがあるんだ。
ヘラルボニーは、「異彩を、放て」をミッションに掲げる福祉実験ユニット。上の写真の中の商品たちのデザインを描いているのは、知的障害を持ったアーティストの方々だそうです。ひとつひとつの作品に、作品を見ただけでは想像できないような面白い背景があります。
小さく、社会が変わる連絡が届いた。
— 👬松田崇弥・文登|ヘラルボニー / HERALBONY (@heralbony_twins) 2020年9月10日
小学校に通う娘さんの先生が川徳百貨店でヘラルボニーの商品を購入し、その話を子どもたちにしたそうです。
娘さんの3年、5年、10年後も堂々と胸を張れるヘラルボニーでありたいと思う。未来は明るいね。 pic.twitter.com/EW05mbX6tN
また、ヘラルボニーのネクタイは、「プリント」ではなく「織り」なのだそう。
紳士洋品の老舗「銀座田屋」と提携し、細い絹糸で、高密度・多色の織りで、細緻な紋様を表現しているそうです。
実際にアートネクタイを近くで見ると、一つ一つの線、模様の織り目がとても細かいなアという感じがしました。織物のことは詳しくないのでよく分かりませんが、なんといいますか、手書きの感じ織物となってちゃんと表現されていました。
ヘラルボニーの素敵なところは、デザインがお洒落で個性的で人を惹きつけるところ、そしてソーシャルグッドであるというところだと思います。だから、そのデザインが素敵で興味を持ったという人も知的障害やソーシャルなことに興味のあって知ったという人も、どちらも惹き付けるのだと思います。そして、デザインに惹きつけられて興味を持った人も、作品の背景を知ってさらに作品を好きになるはずです。
本当はネクタイが素敵すぎて買いたかったのですが、ちょっとお高かったので何か特別な日に買おうと決めました。
購入したのは、小さく折りたためるエコバック。
めちゃめちゃおしゃれだと思いませんか?さらに、大きくて沢山入るけど、畳むとコンパクトで便利なので超お気に入りです。
この絵のタイトルは「数字」。作者は、小林覚さんという方です。
ぱっと見なんだかよくわからない。でも、お洒落で鮮やかで不思議で目を奪われてしまいます。
この作品にはこんなストーリーがあるそうです。
小林は養護学校中等部の在学中に、日記も作文もすべての文字を独特の形にアレンジして書くようになった。 初め学校の先生も何とか直せないかと苦心したが、やがてこれを魅力的な造形表現ととらえることに切り替える。 これを転機に、彼の表現は多くの人に喜びを与えるアートとして羽ばたき始めた。
たしかに、よく見ると数字がたくさんあります。
知的障害に限らず、世の中にはたくさんの個性があるはずです。それを発揮出来る場があって、多くの人に良い影響を与えているのは素敵なことだと思います。個性は可能性ですね。
好きなブランドが一つ増えました。
へラルボニーHP↓↓↓