フィリピンで貧困問題解決に取り組む団体 NPOハロハロの活動を紹介!サポーターキャンペーン実施中!

フィリピンで貧困問題解決に取り組む団体 NPOハロハロの活動を紹介!サポーターキャンペーン実施中!



こんにちは、そりはるです。

今日は、私が大学生時代にインターンシップをしていたNPO(特定非営利活動法人)ハロハロの活動を紹介します!

 

NPOハロハロとは?

NPOハロハロは、フィリピンと日本で住民が主役となるまちづくりを推進するNPOです。

フェアトレード手工芸、少額資金融資、幼稚園、大学奨学金制度、環境美化、国際理解交流、エシカルなライフスタイルの啓発といった多岐に渡る事業を展開しています。

 

ビジョンとして、「だれもが魅力的に、働き生きることのできる社会」を、ミッションとして「フィリピンと日本のパートナーシップで、持続可能なシゴトを創出し、豊かさを共有できるライフスタイルを世界に広げる」を掲げ、活動しています。

 

活動地域について

NPOハロハロの活動地域はフィリピンのマニラ・セブ・ボホール・日本(港区・千葉)全5つです。

フィリピンの事業地

フィリピンの事業地

私が活動していたマニラ内の活動拠点は2か所。

ゴミ山のあるパヤタスと再居住地エラップです。

パヤタスは巨大なゴミ山を中心にしたスラム地域。かつては、スカベンジャーとして換金できるゴミを拾って販売し生活する人々が多く暮らしていました。

2010年、ゴミ山崩落事故が起き、多くの人々が被害を受けました。

事故の後、行政が再居住地域として指定したのがパヤタスからジープで30分ほどの距離にあるエラップです。無償で居住地を提供(電気や水道は無い)された人々もいますが、ゴミの換金で生活していたような人は再居住地で仕事がなく、ゴミ山のふもとに戻ってしまうケースも発生していました。

ハロハロは、パヤタスで活動している現地団体とともに事業を行ってきました。事故後、現地団体がエラップにも拠点を置いたため、ハロハロもエラップでの活動を始めました。

 

活動内容について

NPOハロハロの事業は大きく3つのカテゴリーに分けられます。

①生計向上事業

女性の副収入向上事業

女性たちが家事・育児をしながら自宅でもできる手工芸事業。

マニラではお菓子やジュースのパッケージから雑貨を製作しています。

パッケージから作られた雑貨

お菓子やジュースのパッケージから作られた雑貨

製作の様子

製作の様子

 

自営業者への資金融資による地域経済の活性化/マイクロクレジット

セブやボホールの漁村、農村の自営業者たちが利用できるコミュニティローンの運営支援を行っています。

 

②教育事業

幼稚園の運営支援

フィリピンの現地団体と一緒に幼稚園の運営をしています。

フィリピンの教育制度では、認可幼稚園を卒業することが小学校に入学するために必須です。

ハロハロが運営を支援している幼稚園は現在、まだ認可を受けていません。将来的に認可幼稚園となることを目指しています。

 

大学生、高校生への奨学金制度

フィリピンの活動地域から奨学生を選出し、支援しています。

 

③啓発事業

環境保全活動

セブ、ボホールでは地域の人たちと一緒に地域の清掃、マングローブの植樹などを行っています。

 

国際交流/理解

日本人向けのスタディーツアーを開催しています。コロナ禍ではオンラインスタディーツアーを実施しています。

また、日本国内のイベントに出展したり、勉強会、お話会などを開催しています。

Youtubeなどオンラインでの発信も行っています。

 

日本語教室

奨学生へ日本語を教える活動です。

昨年、私がマニラで教えていたフィリピン人学生が1人、日本語能力試験を受験し、N5に合格しました!

フィリピン人奨学生に日本語を教える様子

フィリピン人奨学生に日本語を教える様子

コロナ以降現場に日本人ボランティアが行くことができなくなり、現在休止となっています。

 

エシカル/フェアトレードなまちづくり運動

港区では港区エシカルコミュニティを、千葉県ではフェアトレードちばという地域グループを立ち上げ、それぞれの地域からエシカルなライフスタイルを啓発し、まちぐるみでエシカルを推進するネットワーク運動を行っています。

 

私のインターンシップ

私は、2017年~2018年にかけて約10か月間フィリピンのマニラ事業地でインターンシップをしていました。

関わっていた主な活動は、

  • 女性の手工芸で生計向上を目指す活動
  • 奨学生へ日本語を教える活動
  • 日本人向けスタディツアー運営

などです。

どちらかというと、上手くいかないことだらけでした。

特に手工芸事業では、女性たちのやり方と私たちの思い込みに隔たりがあり、苦戦しました。スケジュールから遅れても急ぐ様子がなかったり、同じ設計で作っても人によってサイズが違ったりということが起きていました。

徐々に女性たちと理解し合うことはできていましたが、未解決の課題をいろいろと残したまま帰国となり悔しさが残りました。

納品を状況を皆が常に見られるよう黒板に書いてみた

一人一人の納品状況を皆が常に見られるよう黒板に書いてみた

 

私は、現在NPOハロハロのサポーター(寄付)をやっています。インターンとしてあまり大したことはできなかったけれど、継続的に応援したいと思ったことが、サポーターになった理由の一つです。

サポーター交流会や報告会などがあり、フィリピンの様子を聞くことができています。

 

もっと詳しく知りたい!応援したい!という方へ

NPOハロハロは、現在サポーターキャンペーンを実施しています。

サポーターキャンペーンでは、サポーター100名を目標としています✨
(今は30名程度です)

 

先日、サポーターの一人としてインタビュー動画に参加させてもらいました。インターンの経験についても少し話しています。

ご興味ある方、是非見てみてください!


www.youtube.com

 

また、12月19日(日)にzoomで活動報告会が開催されます。

ご参加はこちらから↓

https://halohalo9th.peatix.com/

 

もっと活動を知りたい、応援してみたいという方は、是非HPをチェックしてみてください🙏

www.npohalohalo.org

 

 

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参考:

事業紹介 - NPOハロハロ ホームページ