こんにちは、 はるなです。
私は元々食べること、料理することが大好きでしたが、去年は私の中で、食に対する思いが大きく変わった1年でした。
「畜産が環境問題の大きな原因の一つ」ということを知ったのがきっかけで菜食や有機農業に興味を持ちました。菜食やオーガニックについて調べながら、自分の食生活を徐々に変えてみました。
調べるのも作るのも食べるのもすごく楽しくて、そのうちに「自分が食べているこの食べ物たちはどこでどんなひとがどのように作っているんだろう」ということに興味を持ち始めました。
自分が日ごろ食べている野菜たち、豆や穀類たちについてもっと知りたいと思いました。
というわけで、私は週末と有休を利用して有機農業の体験に行こうと決めました。
有機農業を学ぶ旅①です!
先日、私が行ってきたのは福島県西会津のダーナビレッジ(Dana Village)
とっても素敵な御家族がやっている農場です。
ダーナビレッジでやりたいと思っていたことは、
- 有機農業体験
- ヴィーガンについて学ぶ
- 新しい人たちと出会い、交流する
というものでしたが、思っていた以上に素敵な経験をすることができ、学びがあり、非常に楽しかったです。
3日間しか滞在しませんでしたが、もっと長くいたかったなあ。。また行こう
1日目は、朝東京を出て、お昼にダーナビレッジに到着。雪がまだ沢山残っていて、違う国に来たのかという気分になりました。
お昼ご飯。カレーと玄米とサラダ。
代表のみのりさんが作ってくださいました。
お米はダーナヴビレッジの有機栽培のもの。めちゃくちゃ美味しくて、ダーナビレッジにいる間はずっといつもの2倍くらいお米を食べていました笑
カレーに乗っているのは、なんとメロンの皮のピクルス。すごく美味しい。
このメロンはダーナビレッジで採れたメロンです。ダーナビレッジの有機栽培「飯豊(いいで)メロン」は、他のよくあるメロンに比べて皮が柔らかいらしいです。ここでしか作られていないオリジナルの品種で、凄く甘いのだそうです!
夏になったら絶対に飯豊メロンを食べなくては。楽しみです。
お昼ご飯を終えて午後は畑へ。
みのりさんのお父さんと他のボランティアの方と、研修生の方と温床を作りをしました。
温床とは、寒い時期に夏野菜などの発芽や成長をさせるため、温めた場所のことです。温床の上にポットなどを置いて発芽させたり苗を育てたりするらしいです。電熱マットなど電気を使って温める方法もありますが、ダーナビレッジの農場では、発酵熱を使って温めています。
温床に使うのは、桜の落ち葉、米ぬか、酒粕。
これらをよく混ぜて置いておくと、自然に発酵が進み、温かくなってきます。
数日前に混ぜたものを触らせてもらいましたが、床暖房の如くポカポカでした。自然の力ってすごい!👀
私は、桜の落ち葉と米ぬかを手で良く混ぜる作業を手伝わせてもらいました。米ぬかがかたまっているところがあると、野生動物が米ぬかを食べに来て荒らしてしまうそうなので、落ち葉と米ぬかをまんべんなくしっかりと混ぜなくてはいけません。時間も体力も必要な作業です。
有機農業や、将来の話などおしゃべりしながらやっていたらアッというまに時間が経っていましたが、終わるころには腰や肩が痛くなっていました笑
温床の様子を写真でお伝えしたいのですが、写真を撮り忘れました(゜゜)
この温床は、温床としての役目を終えた後、堆肥になるので、2度活躍するそうです!
夜は、ダーナビレッジに長期滞在しているというオーストラリアのお2人がヴィーガンピザとパスタを作るということで手伝わせてもらいました。
パスタには、ダーナビレッジのオリジナル品種のミニトマト「涙の泉」のドライトマトを使っていました。水を使わない特別な方法で育てているそうです…!よく分からないけど凄い。
甘酸っぱくてすごく美味しかったです!トマトだけパクパク食べそうになりましたが、皆の夕食なので我慢しました笑
サラダのドレッシングは塩麹と油だけでしたがこちらも美味しすぎて、感動したので帰宅後、さっそく自分の家のドレッシングもこれにしました笑
ダーナビレッジに滞在している皆で一緒に夕食を楽しみました。皆、面白くて、あたたかい人たちでした。
西会津でヴィーガンカフェをオープンしようと準備しているオーストラリアのお2人、日本を自転車で旅しているフランスの方、テント生活で自分はどれだけ便利なものに頼らず自分の力で生きられるかを実践していた方。色々お話して、めちゃくちゃ楽しかったです。
2日目は、古民家のリノベーションのお手伝い。
ダーナビレッジに長期滞在している方の新居予定のお家です。
私がやったのは、ビニールをはがす作業。
壁に漆喰を塗るときに、漆喰を塗らない部分にビニールをかけてテープで止め、漆喰が付いてしまうのを防ぎます。
私が行った時には、もう漆喰が乾いていたので、ビニールを綺麗にはがすという作業をしました。
ただはがすだけでは綺麗にいかず、カッターなどでテープと壁の境目をなぞってからはがす必要がありました。
大変な作業だったけど、やっぱり体を動かしたり何かを作るって好きだな~と思いながらやりました。
どんなおうちになるのかワクワクします。完成したら行きたいな。
2日目の夜は、また新しい人たちと出会いました。地域起こし協力隊の方たち、元地域おこし協力隊の方です。
そのうちの1人、みおさんという方が作っているウコンシロップ CRAFT PORTION を飲ませてもらいました。新潟で地域起こし協力隊を終えた後もその地に残り、ウコンシロップのプロジェクトをやっているそうです。
ウコンは、お酒を飲む人のためのものというイメージが強いですが、このウコンシロップは、お酒を飲む人も飲まない人も一緒に楽しめるもの。↑写真の面にはウコンシロップを使ったお酒のレシピが、逆側の面にはノンアルコールのレシピが書かれています。
ウコンは、アルコール分解だけではなく、健康維持や美容にも良いのだそうです。
私は水で割って飲みました。甘くて美味しかったな~
写真のウコンシロップは、クラウドファンディングのリターンだそうです。
ネットで探してみたけど、まだ一般販売はされてなさそうです。されたら買いたい!
3日目の最終日は、日曜日でダーナビレッジでは仕事がお休みの日でした。
朝ごはんに、納豆とろろ醤油麹ごはん。美味しい。
醤油麹ってごはんに乗っけるだけで最高に美味しいんだ!と感動し、ダーナビレッジから帰ってから、うちでの朝ごはんも毎日、納豆醤油麹ごはんを食べています笑
朝ごはんのあとは、子どもと沢山遊びました。
久しぶりに子どもと全力で遊びましたが、エネルギーに溢れていて、よく笑って、私も楽しかった。次の日筋肉痛になっていました笑
そのあと、ダーナビレッジの周りをみのりさんと子どもたちと一緒に散歩。
道端に生えているふきのとうと、あさつきを摘んで、お土産にしました。
ふきのとうってスーパーに売ってるけど、道端に自然に生えるんだ~と初めて知りました!
家に帰ってから、ふきのとうはふき味噌と天ぷらに。作り方はみのりさんに教えてもらいました。
ふきみそは、ふきを軽く塩ゆでして、フライパンで味噌と砂糖と炒めてできあがりです。簡単で、美味しいです。近くにふきのとうが生えている方、是非。
ふきのとうの天ぷらも米粉をまぶして揚げるだけでご馳走に。
あさつきは、お味噌汁に入れたり、餃子に入れたり。こんなに美味しいものが自然にわさわさ生えているなんて最高だな~と思いました。
3日間だけの滞在でしたが、沢山の人と話して、色々体験して、学んでとても楽しかったです。出会った方全員に感謝です。
一緒に麺棒を持っているのは、ボランティアで同じ時に滞在していた方!私より前から滞在していて、色々教えてもらったし、沢山お話ししました。とてもやさしい方で、出会えてよかったなあと思います。
ダーナビレッジでの3日間がとても楽しかったこと、もっと色々な農家を見てみたい、色々な人と交流したいと思ったことがきっかけで、私はWWOOF(ウーフ)を始めることにしました。
WWOOFとは、自分はウーファーとして有機農家などのお手伝いをし、農家さんには衣食住や知識などを提供してもらう交流の仕組みです。ホストの農家さんによりますが、数日間から数か月の滞在です。
有機農業といってもやり方も作っているものも、作っている人も様々です。色々な農場に行って色々知りたいな~、もっと沢山の人と交流したいな~、絶対楽しいよな~と思いが強くなりウーファーになることを決めました。
前は、社会人だから休み長く取れないし、、コロナだし、、と思っていたけど、できる範囲でやりたいことをやるぞ~という気持ちです。(我慢が必要な時期は我慢します)
これから出会う人びと、新しい経験。ワクワク。
ダーナビレッジのホームページはこちらです↓
Dana Villageについて – Dana Village ダーナ ビレッジ
感染者増えていますね。気を付けませう。
最後まで見てくださり、ありがとうございます~
では。
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