こんにちは。はるなです。
今日はエシカルについて考えてみようと思います。
エシカルって知ってますか。
正直に申し上げると私、エシカルという言葉の意味をつい最近までよく知りませんでした。何だかよくわからないけど、エコな商品とか地域貢献している商品とかによく書かれている気がして気になり始めたのは先月。ちゃんとした意味を調べてみました。
一般社団法人エシカル協会によると、
エシカルとは英語で、直訳すると「倫理的」という意味です。私たちが普及活動を行なう際の「エシカル」とは、根底には一般的な定義が流れているものの、特に「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」のことを指します。エシカルは形容詞ですので、様々な名刺と組み合わせることで、その意味は多様に広がります。例えば、「地域の活性化や雇用なども含む、人や地球環境、社会に配慮した消費やサービス」のことを「エシカル消費」と言います。
なるほど、様々な社会問題の解決に繋がる、世の中にやさしい行動がエシカル消費といえるようです。
では、どんなことがエシカル消費に繋がるのでしょうか。これはちょっと考えたらいくつか浮かぶんじゃないかと思います。フェアトレードの商品を買うとか、地産地消とか、節電節水とか、環境に配慮された商品を買うとか。
私が最近始めたエシカル消費としては、シャンプーバーがあります。シャンプーバーは固形のシャンプーで、通常の液体シャンプーに使われている個装に使われているプラスチックごみの削減に繋がります。
一方で、意識せずに日々やってしまっているアンエシカル消費もきっとあると思います。例えば、お肉のを食べることが環境問題になると知らないで食べること。家畜を育てるには大量の水と土地を必要としており、森林破壊の原因ともなっています。(肉を食べるなという話ではありません。私もお肉は好きなので食べます。が、この問題を知っていて少しでも気遣っているのとそうでないのとでは、違うと思います。)
また、 不平等な取引で買い取りや輸入されているものをそうとは知らずに買っていることもあると思います。例えば、バナナ農家の貧苦という問題が数十年前からあります。最近も日本でスミフルとフィリピンのバナナ農家の不平等な契約、農薬による健康被害などが問題となりました。スミフルはスーパーでよく見る甘熟王の会社です。
自分たちが日ごろ消費しているものが自分たちのところに届くまでの過程を知り、考える機会はあまり多くありません。自分たちが消費したものが環境や社会に与える影響について考えることも然りです。
私たちの便利で豊かな生活は、不平等な搾取や環境破壊などに支えられている部分もあります。知らずに消費していると知らずに誰かを苦しめてしまっていることになります。
私はそういったことは可能な限り避けたいと思います。だから社会問題やエシカル消費の情報などにアンテナを張って知ろうとするように、かつ発信するようにしています。
最近の私のエシカル消費
①先程も述べたように最近、シャンプーバーを使うようにました。ethiqueというブランドの固形シャンプーと固形コンディショナーを使っています。この商品は、
- シャンプー1つでおよそ液体シャンプー350㎖×3本分、コンディショナー1つでおよそ液体コンディショナー350㎖×5本分(液体のやつは最大90%が水らしい)
- プラスチックを使用せず、エコフレンドリーである
- 売り上げの一部を草の根活動を行う団体に寄付している
など他にも環境や社会に配慮された特徴があります。
また使ってみて、
- お財布にも優しい(ひとつで長持ちなので液体のものとあまり変わらないか安く済む)
- めちゃめちゃ泡立ち、洗いあがりもいい感じ。
という点も魅力だと感じました。
②国際協力団体や環境団体などにクラウドファンディングで応援したり、寄付をしたり、サポーターになったりすることもエシカル消費です。
これらは、ただお金を入れるだけという構造になっていることはほぼ無いと思います。応援したプロジェクトの報告書が定期的に届いたり、素敵な返礼品をもらえたり、支援した団体のイベントに無料招待してもらえたりとリターンがあり、応援消費というかたちで社会にも自分にも良いことがあります。
同じようにふるさと納税もエシカル消費です。ふるさと納税をすると、納税する自分は本来支払う税金と同じ額の税金を払って返礼品をもらえることになります。自分もお得ですし、地域の応援にもなります。
他にも、小さいことですがクレジットカードの紙の明細をやめて、ウェブ明細にする、弁当を作る時にアルミカップを使わない、なども最近意識して変えたことです。
出来る範囲でエシカルな人になりたいなあと思います。